カテゴリ:ワイン( 40 )

トスカーナのワインって知っていますか??

ソムリエクミコです。

トスカーナに行ったのでトスカーナワインの話を。。。

イタリアでもっとも愛される代表品種といえば

「サンジョヴェーゼ」

です。
トスカーナ地方は勿論、南はシチリアまで、
北の一部の州を除いたイタリアのほぼ全土で栽培されています。

その代表選手は「キャンティ」、
その中でも栽培・醸造に厳しい規定をもち、歴史も長い一部の地域で造られるキャンティを
「キャンティ・クラシコ」
と呼んでいます。
味わいは前者が軽くてフレッシュな果実味あふれる、冷やすと美味しいタイプ。
後者は香りもすこし深みがあり、果実の凝縮感と樽熟成が多いせいか、複雑味も増してくる。。。

そしてこのサンジョヴェーゼ種の変化形品種として
サンジョヴェーゼ・グロッソ
というものがあり、別名ブルネッロ。
そう、「ブルネッロ・モンタルチーノ」はこの品種。

モンタルチーノ村周辺で造られるワインです。

これはうーん、フランスでいう、ボルドーのメドック的。
香りがぐっと奥深く重みがあり、時間と共に緩やかに香りが広がって丸くなっていきます。
味わいも、口に入れた時はやわらかいが、骨格もあって余韻も長い。。。

19世紀の中ごろにこの品種を開発してワインを作った
第一人者のクレメンティ・サンティが作ったものを
100年後に抜栓したそう。
そしたらまだワインは活き活きとしていて、素晴しかった、というニュースは世界中を駆け巡りました。
それから一気にこのワインの名声は世界に広がります。
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モンタルチーノ村を訪れましたが、村を囲む城壁の一部、城塞だったところが
エノテカとしてワインを試飲できるようになっています。
さすが優良ワイン生産地!

こんなに沢山の種類!

注文は1グラス、1/2グラス、1/4グラス、と飲みたい量をリクエストできます。
いろいろ種類のを楽しみたければ1/4グラスくらいにすれば大満足です。
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さすがに飲みましたねー、このひととき。。。

そしてそのまま昼食へ向かい、また飲みました。。。
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by kumikoserenade | 2007-11-25 22:05 | ワイン

オーストラリアのワイン

ソムリエクミコです!

昨日、平尾の有名フレンチレストランで

オーストラリアワインと素晴しい料理を堪能するある会に参加しました。。。

いままでオーストラリアワインというのは

イエローテイル
くらいしか飲んだことがなく、

樽香が強烈で、甘みがつよい、一度煮詰めたような凝縮感!
重たくってグラス一杯だけで十分。。。

という印象しか持っていませんでした。。。

でも、オーストラリアワインたち、ごめんなさい。
すべてがそうではなかったのですね!!

Torbreck
というバロッサヴァレーの優秀醸造家ディヴィット・パウエル氏のワイナリー。

このパウエル氏を囲んで9種類のワインをいただきました。

驚いたのは、樽香がきつくなく、果実の凝縮感があるのに、重くないこと。
これは古樽をつかったり、樽を全く使わない熟成をさせたり
こういった作り方を実践しているからだそう。

シラーズ(フランスのシラー種)もこういうのをいただくと
重たい、疲れる、というイメージを一掃してくれました。

そして料理もワインに負けていませんでした。
赤ピーマンのムース、そして根セロリのブランマンジェ、
そしてコルベール(青首鴨)のロティなどなど
一つ一つが本当に手が込んでいて、感動しました。。。

飲みすぎて帰りのタクシーでは爆睡してしまいました。。。
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by kumikoserenade | 2007-11-09 21:53 | ワイン

フランス紀行 幻ワイン

ソムリエクミコです。

南西フランスに行ったついでに
ボルドーにも行きました。
ただ、時間がなかったので、ジロンド川右岸のサンテミリオンとポムロールだけ
立ち寄りました。。。

素晴しいお天気、ほとんどのブドウはもう収穫された後でしたが、
まだいくつかはちょうど収穫最中、という光景も見られました。
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そして前回はロマネコンティの畑を見てきたので、
今回はやじ馬気分で
「シャトー・ペトリュス」
も見てきました。

シャトーペトリュスは
1889年のパリ博覧会ワイン品評会で無名のこのシャトーが金賞を取り、
その後その所有者であったマダム・ルバが信念を貫きこのワインを売り込み、
世界、特にアメリカの上流社会で確固たる地位を築きます。
その後ムエックス社の高い醸造技術で管理されています。

土壌はグレーがかった粘土質、下層には酸化鉄(Cap de Fer鉄の頭と呼ばれる)という
特殊な土壌がメルロー品種を最高の状態にするということです。
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実はペトリュスは2回飲む機会がありました。
一度目はパリのあるレストランで、とてもスムーズで綺麗でした。
でも確か880ユーロ(当時で10万円くらい)して、
お金持ちの友人が安い!(???)っていって頼んだものでした(笑)。。。。
二度目は今年セレナーデでですが、他のワインも沢山飲んだ後だったので
あまり印象に残ってないのです。。。残念。。。


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by kumikoserenade | 2007-10-18 22:06 | ワイン

やっぱりやさしいブルゴーニュワイン

昼食にフレンチで
まずはシャンパンで乾杯、
そして2人で一本のもうということになり、
お昼だし、魚も肉もでる ということで
「軽めの赤」
を頼むことにしました。

そして
「Cote de Nuits Villages le Vaucrain」
名門、ルイジャドのものを
いただきました。

明るい澄み切った薄め赤、
最近南西フランスのワイン尽くしだったので
余計にそう感じるのでしょうが。。。

そして果実味あふれ、なんといっても綺麗。
やさしい味わいでした。

ワインに疲れたときには
ブルゴーニュの赤ですね(笑)。
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by kumikoserenade | 2007-10-16 19:28 | ワイン

フランスより無事帰国しました

セレナーデのソムリエクミコです。

12日間のフランス旅行から帰国しました。
今回はパリにはいって、
ブルゴーニュ地方~ローヌ地方~プロヴァンス地方
と、ワイン生産地のオンパレードでした。

フランスの今年の気候は
4月に夏日がやってきて、それからはずっと曇りが続き、温度も上がってないそうです。
そのため、ブドウの実がまばらに実り、収穫の時期にきてしまったそう。
8月に収穫したのは2003年以来で、そのときも珍しいといわれていましたが
今回も1週間もすれば収穫が始まるとのことです。
フランスのフィガロ紙にも
「20年前は10月にブドウ収穫をしていたのに。。。」
と、異常気象を嘆くブドウ農家の記事もありました。
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いちおう、有名なロマネコンティも立ち寄りました。
他の畑は一本の木に6-7房の実をならせますが、
ここの畑は3-4房。そこまで凝縮させているのですね。
ということは、一本のワインを作るのに3本の木は必要で、
ひと房あたりの値段は。。。
と計算してしまいました。。。

今年は2000年に入ってから最悪の年とまで言われています。
それでも農家が一生懸命育てたブドウ、
そして醸造・熟成によってできるワイン。
大切に飲みたいですね。
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by kumikoserenade | 2007-08-23 23:00 | ワイン

濃厚ワインとさらっとワイン

セレナーデのソムリエクミコです。

ワインの味の好みとして

「濃厚ワイン」
「さらっとワイン」

に分かれます。
通常、太陽をさんさんと浴びて完熟した糖度の高いぶどうから作られるワインは
「濃厚ワイン」
となり、
北方でつくられる酸もあり、糖度もアルコールも低いワインは
「さらっとワイン」
となります。

どちらが好きか、どちらが勝っているか
というのはナンセンスですが、

ここずーーっと
ワインブームで人気になりがちなワインは
「濃厚ワイン」
のような気がします。

先日飲んだ、
カルフォルニア・ナパの

「ハーラン・エステイト 1994年」

あのロバート・パーカー氏が100点をつけたワインです。

は濃厚ワインでした。もちろん、酸も程よくあって、バランスも素晴しいものでした。

でもさらっとワインが好きな人は
こういうワインは高くても美味しいとは思わないだろうなー
と感じました・・・・
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by kumikoserenade | 2007-07-28 17:42 | ワイン

暑い!ワインも暑いって叫んでます。。

セレナーデのソムリエクミコです。

梅雨が終わったのか、セミもミンミンうるさくなってきました。

人間も暑さに弱いように、ワインも暑い夏は大敵です。

ワインは生き物なので30度以上で1ヶ月放置した場合、
確実に劣化してしまいます。

一番いい保存方法はワインセラーに入れることです。

このワインセラーとは、温度13~15度、湿度70%に保たれ
空気の循環もある、
「冷蔵庫」
のようなものです。

これはつまりヨーロッパの石造りの家の地下(セラー)と同じ状態です。
湿度が必要なのは、コルク栓が乾燥するのを防ぐためです。

ワインにとって厳しい環境におかれた場合、
ワイン本来の美味しさ(果実味・フレッシュさ)が消えてしまいます。

しかし、市販のワインセラーは昔に比べて安くはなったとはいっても、
わざわざ買うには躊躇してしまいますよね。

セラーがない家庭では、
夏の時期だけでも、そして最高温度が26度を下回る秋までは

「冷蔵庫の野菜室(冷蔵庫の温度が一番高い所)」
に避難させてあげましょう。

とくに1年以上、あるいは10年・20年後まで保存しておきたいワインは
特にこのように取り扱うのをおすすめします。。。
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by kumikoserenade | 2007-07-19 18:44 | ワイン

ペーパーソムリエ達

セレナーデのソムリエクミコです。

日本は世界一「ソムリエ」人口が多いそうです。
私がフランスから帰国した2003年にソムリエの試験を受ましたが、

その年の合格者は確か、
1000人
を上回っていました。

2007年の今、またさらにソムリエ人口が増え続けているでしょう。。。

ある知り合いの話では、

車の免許を持って運転したことがほとんどない
「ペーパードライバー」

と同様、

ソムリエの試験勉強をして、
ワインの味をほとんど分からない

「ペーパーソムリエ」

が増え続けているらしい。。。。。

ソムリエの皆さん、ソムリエとしての知識を頭に入れるよりは、
ワインを飲んで、体にワインの経験を蓄積するようにしましょう。。。

そういえば、九州ソムリエ協会のある日の例会で、
参加者の方が、
「ワインオープナーの使い方、抜栓の仕方」について、永遠と話をしているのを
耳にしましたが、
ワインの話は全く聞こえてこなかったですね。。。
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by kumikoserenade | 2007-07-14 08:28 | ワイン

安くて美味しいワイン達

セレナーデのソムリエクミコです。

蒸し暑くて、最近のプライベートワインは重たいものよりは軽いワインばかり選んでいます。

最近買ったもので、安くて気軽に飲める
フランスワインは。。。

コート・ド・ガスコーニュ(赤・白)
南西フランス、白が特におすすめです。

コート・ド・リュベロン(赤・白)
南フランスに近い、ローヌ河地域。

この二つはフランスでもいわゆる「安ワイン」として3ユーロくらいで売っています。
日本でも800円前後で見つかるはず。

でも安ワインといっても、数々の安ワインがある中で、
質もいい感じなのです。

軽いので、赤でも冷やして、和食とも相性良しです。

こういうのは、ケースで買って、毎日飲むのがいいですねー。
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by kumikoserenade | 2007-07-10 20:20 | ワイン

ワインって、どうやって勉強されたのですか?

セレナーデのソムリエクミコです。

昨日、アフタヌーンの時間に男女おふたりがご来店されました。

時々ランチにいらっしゃる方で、ワインもケーキも好きな方です。
その女性の方に

「ワインはどうやって勉強されたのですか?」

と質問されました。

実はよくこの質問は受けるのですが、
必ずこう答えています。

「とにかく飲む以外ないですねぇ」

もちろん、飲むといっても、よっばらうまで飲めということではなく、
考えながら飲む、ってことです。

ワインの学校に行くと、
まず教科書ありき、
で、
頭で学習していく(というより、頭で暗記していく)勉強がほとんどなのですが、

じつはワインはまず飲んでみて、
自分がどう感じるか?
から展開していくものではないかと思います。
それから地図や本を開いていくと、
体で覚えたワインと結びついて、忘れることはありません。

そんな話で盛り上がりました。。。
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by kumikoserenade | 2007-07-01 14:30 | ワイン