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5大シャトーで飲んだことなかったマルゴー

セレナーデのソムリエクミコです。

フランス・ボルドー地方のいわゆる「5大シャトー」とは

シャトー・マルゴー
シャトー・ラフィット・ロートシルト
シャトー・ムートン・ロートシルト
シャトー・ラ・トゥール
シャトー・オーブリヨン

ですが、
マルゴーを飲む機会に恵まれました。

マルゴーといえば、
日本でシャトー・マルゴーが一般にも広く知られることになったきっかけは、
渡辺淳一の小説『失楽園』の映画化です。
ラストシーンで主人公と不倫相手とが心中する時に
毒薬を入れて飲んだのがシャトー・マルゴーだったのです。
小説が映画化されてブームになると、
ワインをよく知らない人たちが、
マルゴー村の普通のワインをシャトー・マルゴーと間違えて
「これで心中したんだ」などと悦に浸っていたこともあったとか。
5大シャトーで飲んだことなかったマルゴー_c0100830_22374770.jpg
これはマルゴー村の数あるシャトーでもラベルに村名マルゴーをかかれていますので、
それをシャトーマルゴーと思ったのですね。
シャトーマルゴーは「シャトーマルゴー」と描かれています。
そして、ラベルはこれです。

マルゴーは5大シャトーの中では一番女性らしいワインといわれていて、
エチケットに描かれているシャトーの絵の通り、館自体、
エレガントな女性らしい華やかさがあります。

オフヴィンテージですが、私の生まれ年なので、飲んでみました。

テイスティングコメントは

つやのあるルビー色。
甘草や黒トリュフの香りに果実香は次第に増していく。
しっとりとした絹のような舌触りでゆっくりと溶け込んでいく。
タンニンの存在はあるが、あまりにキメ細かで丸くやわらかいので、
エレガントでゆったりとした気分にさせてくれる。
状態は良く、まさに飲み頃を迎えたものだといえる。

たまにはこんなワインもいいですね。
私もマルゴーワインのような、エレガントな女性になりたいものです。。。
by kumikoserenade | 2007-06-26 22:37 | ワイン
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